城東電軌

kitoudenki.exblog.jp
ブログトップ

栄枯衰勢・時は移ろい、紫煙は消えゆく

昨日の事ですが、日本専売公社浜松工場の専用線がその使命を終えました。
又、工場自体も1年後を目途に廃止になる事がアナウンスされております。
これで静岡県西部の民間専用線は、全滅した事になります。中東部にしても、富士と沼津に残るだけではないでしょうか?
(洩れている所が有ったら御指摘下さい)

当日は2時過ぎから、専用線構内に於いて式典が行われており、機関車には横断幕が掲げられ、敷地外からもその様子が伺えました。
b0059978_23122177.jpg

踏切には別れを惜しむ地元の方とファンの方が、最後の姿を目に焼き付けておこうかとその光景を眺めておりました。
やがて時間となり係員も踏切に立つと、ホイッスルに続いてエンジン音が聞こえてきました。
b0059978_23204068.jpg

レールセンターのスイッチャーがコキ2両を牽いて、ゆっくりと構内から出てきました。機関車のサイドにはありがとうの横断幕が掲げられていました。
通い慣れた道をゆっくりと踏みしめるように通過するコキのエンドには、これまた横断幕が掲げられていました。
b0059978_2325845.jpg

レールセンターへの分岐を渡り、新幹線の浜工への高架を潜り、専用線の列車は西浜ヤードへと向かい、いつしか視界から消えてしまいました。
b0059978_2327845.jpg

列車が去った後には、もう2度と転換する事の無い脱線ポイントが、温かな春の陽の中に役目を終えて休んでいました。
b0059978_23311064.jpg

踏切で待つ事暫し、ヤードからスイッチャーが戻ってきました。なんと、デッキには先程の横断幕が掲げられているではありませんか!
なんと粋な計らいでしょうか。
b0059978_23364990.jpg

もう2度と開通すること無い分岐を渡り、スイッチャーは本来のねぐらで有るレールセンターへと戻って行きます。
b0059978_23391076.jpg

そして金網の中へ。
b0059978_23393918.jpg

専売公社の門は固く閉ざされ、此処から車両が入る事は2度とないのでしょう。
b0059978_23394312.jpg


永い事ご苦労様でした。
[PR]
by kitoudenki | 2014-03-28 23:42 |