城東電軌

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昨日は台風で大雨でした・軽便ウォークに行ってきました3

榛原町駅はその名の通り榛原町の中心に有り、この辺りでは相良に次いで大きな駅でした。
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又、静波海水浴場の最寄り駅として、夏場にはそれは多くの人で賑わったものでした。
相良もそうでしたが、本当に海水浴場から駅まで人の行列が出来てたんですよ。丁度日曜日の江ノ島駅から江ノ島間を思い浮かべてもらえるとイメージできるかもしれませんが。
(決して大げさではないんですよ~。子供の頃にはその位のイメージに感じたんですよ~)
そんな榛原町駅跡ですが、今でも静鉄の営業所として健在です。
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相良を起点に静岡まで行く特急バスが頻繁に運転されて(ローカルより本数が多い)、軽便末期の電化・改軌・静岡乗り入れと言う静鉄の執念(敗れた夢の怨念)が今でも残っているのかと思わずには居られませんでした。参考までに記しますと、相良―静岡間の特急バスが1250円です。
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その構内はバス車庫も有り、軽便時代の敷地その物が営業所として使われています。
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ただ、当時の遺構らしきものは何もありませんでした。強いて言えば藤枝側の側線のカーブに添った敷地の形状くらいでしょうか。
榛原町を出ると線路敷きは茶畑の点在する中をしばらく進み、左に緩やかにカーブします。
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そしてその先の交差点で、住宅街につきあたり一度度消滅してしまいます。
しかしよく見ると住宅の境のブロック塀が緩やかな左カーブを描いています。
こんな所にも痕跡が残っているんですね。(さすがに人さまのお宅の庭なので写真は有りません)
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住宅街を抜けて旧国道の踏切の所(この間約50m位でしょうか)で再び線路敷きは顔を出します。
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線路敷きは踏切を渡りなだらかな下り勾配を静波駅へと向かって進みます。
辺りには茶畑が広がるのどかな所です。
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やがて左に榛原町市役所やグラウンドが見えてくる所で交差点に付き当たり、ここでも線路敷きは消滅してしまいました。
そこには広大な駐車場が広がるばかり。
静波駅までは既に線路敷きは消滅してしまっているとの由。
それでもあきらめの悪い阿形先生(失礼しました~<(_ _)>)と城東電軌の事、とりあえず静波駅跡まで行って見る事にしました。
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さあ、ここが静波駅跡の現榛原郵便局です。
此処が駅跡だと云われているのですが、その後の区画整理や道路の拡幅でその正確な位置までは良く判らないようです。
さて、それでは線路敷きの痕跡を探してみましょう。
辺りは・・・・・・完全に住宅街・・・・・・
近くを通りかかった方は
「この辺じゃないもんで、よくわからんや~」
「どうだっけなあ。はあ大分むかしだもんでな~」
イマイチ確証の有る証言を貰えませんでした。
その時何気なく郵便局西側の幼稚園の敷地カーブして、その隣のお宅が道路に対して斜めになっているように見えました。
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あ、ひょっとして。
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路線縦断図から見てもその位置の曲線は間違いなさそう。更に幼稚園の園庭のカーブを延長した先のお宅のブロック塀が敷地に対して不自然に斜めに横切っています。
これは間違いない。ここが線路敷きだ。
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そしてその延長を辿ると先ほどの駐車場の反対側に出てくる事が出来ました。
これぞ廃線跡探索の醍醐味です。
思わず頬が緩む瞬間でもあります。
こうして最後に成果を上げる事が出来て、今回のウォークは無事終了しました。
思えば今回の探索のキーワードは斜めだったかな。
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帰りは榛原町駅から特急バスに乗り相良(新相良駅跡)まで戻ってきましたが、ゆったりとした大型バスで至って快適でした。
阿形先生、今回もお世話になりました。また次回もよろしくお願いします。
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by kitoudenki | 2010-11-14 13:30 | 鉄・駿遠線