城東電軌

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小松空港への道

石川県の空の玄関口小松空港。
この小松空港に至る鉄道がかつて存在しました。その遺構ははっきりと現在に残っているのですが、その存在に関する情報がなかなか見つかりません。一私鉄として免許を取得していた、専用線であった、鉄道省の支線であった・・・・・果たしてホントのところは?
その点については今後の調査項目として宿題にとっておきましょう。因みに開設は空港が昭和18年に着工しておりますので、大体その頃かなと思います。廃止は戦後、米軍の接収を受けた後に国に返却、自衛隊基地として昭和33年に使用開始、昭和35年には粟津駅からパイプラインによる燃料輸送が始まっているので、その前後くらいではないでしょうか?もし情報をお持ちの方はどうぞ教えてください~(お願いします・・・・)
それでは廃線跡の現状をご覧ください。
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粟津駅を東にしばらく向かうと、北側に斜めに向かう未舗装道路が現れます。これが廃線跡になります。
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左に緩やかなカーブを描いて廃線跡は続きます。ん、いい感じ♪
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途中、舗装になったり未舗装になったりしていますが、緩やかな左カーブが確実に進行方向を北に変えています。
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やがて廃線跡は直線に変わり、住宅地に入って行きます。
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住宅地を抜けるとRC橋がそこに現れます。当選随一の橋梁です。
この時代(昭和初期)に建設された鉄道は、コンクリートを使った施設(橋梁とか)が目立ちますね。石灰は国内に多く産出されますが、時代背景として鉄材の不足からこのような設計になっているのでしょうか?
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橋梁を渡ったところから、粟津方面を振り返ってみました。ここから道路に並行して空港まで進みます。
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足元には[防衛庁]の境界杭がありました。と言うことはここの用地は専用線だったのでしょうか?
でも戦後ですよね、この杭が設置されたのは。ひょっとしてパイプラインはここの用地に埋まっているんでしょうか?
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線路跡は石垣でかさ上げされていました。なんともいい感じ。
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道に沿って直進するとそこには小松空港が姿を現しました。(裏側ですけど)
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空港の手前で踏切を渡り、(道路が三叉路になっていました)今度は右に緩やかにカーブします。写真は粟津側を望んだ所です。
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そこにはやはり小さなRC橋がありました。先にも書きました通り当時の標準設計で、昭和初期に建設された路線でよく見かける意匠です。
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さあ、いよいよ小松空港です。道路はそのまま直進してT字路になりますが、線路跡は道路を横断して右に大きくカーブして空港内に消えて行きました。
旧海軍舞鶴鎮守府飛行場として建設されたこの空港ですが、この線路跡は遺構の残存率からするとかなり高いのでは?と思います。全線車での移動もできますので、お手軽探索に如何ですか?
以外とまだまだ見落としている遺構や重要な手掛かりがあるかもしれませんよ。
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by kitoudenki | 2009-05-21 23:50 |