城東電軌

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カテゴリ:鉄な旅( 69 )

遠州を走る吊り掛け電車・ついに実現貸し切り運行♪

昨日の事ですが、浜松を拠点とする鉄道模型パーツメーカー、エヌ小屋、城東電軌、エレ小屋の企画いたしました遠州鉄道30系の貸し切り運転が行われました。その時の様子をレポートしたいと思います。
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集合場所の西鹿島駅に着くと25はまだ出庫前でした。
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改札にて受付準備や遠鉄様との打ち合わせを行ううちに、急行マークを付けた編成が2番線に入線してきました。
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そう、今イベントのサプライズ企画がこのヘッドマークだったのです。この日のために当時の写真等参考にしながら復元しました。
当時を知って見える方は一様に感嘆の声をあげていらっしゃいました。
そしてもう一つが冷房マーク
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誤乗の恐れがあるため、運行中は急行マークを正面には着けらないため、ホームに停車中のみ正面に2枚を掲示しました。
さあ、受付も終了しいよいよ出発です。今回は60数名のツアー参加者が集まりなかなかの盛会です。
みなさん思い思いの席で、吊掛けや電制音を堪能しています。
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車内では車補も販売されて、遠路からいらっしゃった切符マニアの方には良い記念になったようです。
気がつけばもう新浜松に到着です。
新浜松ではヘッドマークを2枚掛けて再び撮影会。そして協賛頂いた皆さんの名前を入れたヘッドマークも入れて記念撮影。
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やがて折り返し時間となり、ここでもう一つのお楽しみが有りました。
全員にビール(もしくはソフトドリンク)が配られて、クーラーを止めて窓を全開にして走ろうという企画なのです。
皆一様に驚いていましたが、走り出すとこれがとても楽しい。
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みなさんクーラーの無かった時代の車窓の風を、思う存分に楽しんでいただけたんじゃないでしょうか。正に貸し切りならではの企画でした。
やがて西ヶ崎に到着すると、ここで記念撮影のために1時間の小休止となりました。
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記念撮影の場所なのですが、これがまた普段入ることのできない場所で、ED28の前での撮影となりました。おまけにパン上げもしていただけました。このサプライズ企画が一番喜んでいただけたのかもしれません。
みなさん思い思いの場所で1時間を過ごされました。
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その間、ホームの上では地元ケーブルテレビの取材が有り、代表のエヌ小屋さんがインタビューを受けていました。
やがて発車の時刻となり、電車は最後の工程へと進みます。
残りわずかな時間、皆さん吊掛け音を心と耳の奥に刻むようにまったりとされています。
岩水寺を過ぎ、長い上りこう配を登るとそこはもう西鹿島です。
2番線に滑り込んだ電車はドアを開け、今ツアーは終了しました。
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御参加下さった皆様、色々ご無理をお聞き下さった遠州鉄道株式会社様、協賛下さったキリンビール株式会社様、古民家風酒食房ヨシヨシ様、どうもありがとうございました。
又、各方面の調整と折衝にご尽力いただいたエヌ小屋様の企画力が、今イベントの一番の原動力であった事も付記しておきます。

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さて、運用を終えた25はと言いますと、そのままいつもの洗車線の奥へと入ると思いきや工場へと入って行きました。最後は50に押し込まれながら。
今イベントが全検前の最後の運用とは聞いていましたが、そのまま検入りになるとは思っていませんでした。
改めて充実した1日であったと思い返しました。
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by kitoudenki | 2015-09-06 23:34 | 鉄な旅 | Comments(2)

川面を渡るは涼風か・行ってきましたパラダイス

先日の事、大鉄の生ビール列車に友人と連れ立って行ってまいりました。
こちらの列車、生ビールが飲み放題ナノはもちろん、電機牽引の客車列車と云うのが何とも嬉しいというか泣かせるポイントなのであります。
さて、集合が金谷駅に17:40と言う事なので、時間に余裕を見ながら金谷へと向かいました。この日は裕に気温が30度を超えており、夕刻と言えどじっとしていても汗が滴り落ちてくるような日でした。
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途中菊川駅のホームでは、こんな懐かしい光景を目にしました。
金谷から新金谷までは臨時電車でツアー客を案内してくれます。
電車を待つ間、ホームを散策すると何とも懐かしい看板が!
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やがてやってきた電車は南海でした。いや、クーラーが有りがたい事有難いこと♪
まさに天国でした。
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そんな電車に揺られる事5分、あっという間に新金谷に到着です。
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そこにはED+オハフ33+電車客車2両(座敷)+電車客車(展望車)と云う編成が既に留置されていました。
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受付を済ませ乗り込むと、発車前にもかかわらず既に飲み物が運ばれてきました。
これは頂かないわけにはゆきません。
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かんぱ~い
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よく冷えた地元直送のサッポロビールがたまりません。
やがてホイッスルが鳴りカプラーの遊びが無くなると、カツンと前後に揺られて客車独特の発車で旅が始まりました。
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窓から流れ込む生暖かい風、刻々と変わる夕刻の川辺の景色。目の前のビール。
隣のおばちゃんにもらった漬物(んまい!)
本当に来てよかった!
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そして宵闇が辺りを包む頃、列車は千頭に到着しました。
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こちらでの折り返しは17分ほど。酔っ払いたちは一斉に駅舎方面へと急ぎます。
一方機関車は機回し、パン替え、ヘッドマーク替えと短い時間に準備に大忙し。
室内灯に照らされ闇に浮かぶキャブが何とも幻想的です。
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帰りはオハフ33に場所を移し、古の夜汽車を楽しみました。
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時々聞こえるホイッスル、薄暗いグローブ灯、妙に明るいヒーターカバーの薄緑。
フックから外れた灰皿がカランと音を立てて・・・・
ふっと我に返ると、今自分がどこにいるのか不思議な感覚に陥る気がしました。
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窓の外に目をやれば、大井川の川面に映るお月さまがとてもきれいでした。
今宵はブルームーンとな。
やがて列車は新金谷へと到着しました。
楽しい時間はこれにておしまいです。行きと同じく帰りも金谷まで臨時電車が運行されました。
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このツアー、お値段以上の満足を味わえる事請け合いです。
皆さんもぜひ!
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by kitoudenki | 2015-08-03 23:22 | 鉄な旅 | Comments(0)

ナツ色の思い出

JR東海に残る数少ない国鉄型、キハ40系。
そんな彼らもいよいよ最後の時が近づいてきたといいます。高山線に続き、紀勢、伊勢もキハ25に置き換わろうとしているようです。
彼らを最後にもう一度、あの頃当たり前のように見られた風景を目に焼き付けておこうと、ある夏の一日、伊勢の小駅を訪ねました。
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名古屋から冷房の利いた快速『みえ』に揺られて降り立ったのは、紀勢線と伊勢線の分岐駅でもある多気駅です。ホームに降り立つと、むっとするような熱い空気が襲いかかります。
ふた昔前だったら、これに車両のエンジン熱がホームにまで襲いかかっていたのを思い出しました。低いホームにエンジンまで丸見えのクーラーもないあの時代・・・・
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『みえ』の去った駅の草蒸した側線には、キハ48の編成が留置されていました。
田圃をバックに夏の空の下、何とも懐かしい光景に思えてなりませんでした。
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こちらの駅は列車密度の低い路線とは言え、2線の分岐駅だけあってそれなりの列車がやってきます。
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紀勢線の到着列車を狙うべく、駅の外れの踏切まで歩いてゆきました。
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真夏の炎天下、この日の気温は優に30℃を超えており、ほんの少し歩いただけで汗が滴り落ちてきます。
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目星をつけていたポイントは草が生い茂っており期待外れでしたが、それでも夏らしい写真が撮れました。色こそJR色ですが、駅の外れに広がる光景と車両は若いころに歩いた線路際の光景を彷彿させてくれていました。
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再び駅に戻り発着列車を見送った後は、亀山行きに乗り込みます。
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窓際にはもはや定番のお飲み物が一つ。
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東海の車両は、下段窓の固定化、テーブルの撤去がされており、その点が大変残念です。
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途中松阪では30分近い停車時間が有り、そこで駅弁を仕入れて腹ごしらえとしました。
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青い夏空の下、広がる山野の風景、青いモケットの古いシート、2段窓(下段固定だけど)越しに見えるは御在所岳か、唸るエンジン音(換装されているけど)に耳を傾け回る扇風機の風に当たれば幸せな時間はあっという間に過ぎてゆきます。
そう、亀山に到着の車内放送が流れだしたのです。
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亀山に到着後、列車はヤードへと引き上げてゆきました。
かつてにぎやかだった亀山も今は閑散としています。
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折り返しの列車で、今度は一身田へとやってきました。乗車してきた48は旧気動車色でした。たとえ現実にあり得ない塗装だったとしても、やっぱりこの色を見るとホッとするのはそういう世代だからなんでしょうか?
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こちらの駅はなかなか趣のある駅です。ホーム上屋や駅舎の作りも風格が有ります。
駅舎正面は変に改装されてしまっていますが、ホーム側はよくオリジナルが残っています。
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駅前にはこんな建物も。
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駅周辺の取材を終えて、途中寄り道をしながら帰途につきました。
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暑い1日でしたが、国鉄型気動車やローカル線の駅の風情を感じる事の出来た1日でした。
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by kitoudenki | 2015-07-29 08:56 | 鉄な旅 | Comments(0)

本格的な夏前に出掛けとこう。真夏の入鹿池畔はなかなかきつい、明治村へお出掛け記。

この日曜日は奥様孝行(?)で、明治村へと出掛けてまいりました。
明治村開村50周年、名鉄120周年記念と云う事で、札幌へと嫁いだ元名電の電車が里帰り展示されているのを見るためです。
まあ、この電車の展示には色々皆様ご意見もあろうかと思いますが、私はペックハムにGE,木造車体のポール電車が見られるだけでもワクワクでした。
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豊橋からは名鉄の企画切符を購入し、犬山行きの特急で1時間ちょっとのパノスパの旅です。
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因みにこの切符、豊橋からだとかなりのお得で、2700円以上の割引価値ありです。
明治村に到着すると、思った以上にお客さんがいるのに驚きました。
以前来た時には閑古鳥状態だったっけ・・・・
最近の明治産業遺産ブームか、それとも開村記念PRやイベントのせいかな?
目指す名電1号は、以前蒸気動車のあった場所に新しく簡易な建屋を作り展示してありました。
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壁には来歴なども解説してあり、それによると展示復元の状態はあくまでも札幌に譲渡時の札幌時代の姿であると明記されていました。
元が名電であって、名古屋での運用離脱後に今の姿に改造されて札幌へ譲渡されたのだと記されています。
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さて、この時代の車体は台枠いっぱいの車体幅なんですね。
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床下を見ると小さな抵抗が二つ、木造のフレームにぶら下がっているだけです。
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ペックハムの台車も素敵だ。こんなバネの構造なんだとひとしきり感心。
GEのコントローラーもイイね。車体の構造も馬車鉄からの流れから抜け切れてない。
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電信の紐があんな所を通っているんだね。
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小さな木造電車を堪能できました。
ただ気になったのが、完全に子供たちの遊具になってしまっていた事。
これって博物館の展示品だよ?
こんな事なら車内を非公開か時間を決めた限定公開にしても良いのでは?
目的の物を見た後は、あたりをぶらぶら散策。
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以前来た時は移築工事中だった芝川又右衛門邸を外から見学。(中は入れなかった)
入鹿池沿いの景色を見ながら市電のりばへ。
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電車の車窓から吹き込む風が心地いい。
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夏になると本当にここは暑いんだよね。今頃の季節までだね。気持ちよく散歩できるのも。
フート・コングがカンカン鳴ったと思ったら、もう終点だった。
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ポール回しを見る。ホイールが架線にチュン!と当たる瞬間が楽しい。
電車乗り場から階段を上がると汽車乗り場が有る。ここからも入鹿池がよく見える。
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客車はよく見ると木造の外観を残しながら鋼板張りに更新されていた。
一年中屋外だから痛みが激しいんだろうな・・・・
甲高い汽笛と煙の臭い。そして心地よい風。
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いつの間にか線路際にお立ち台が出来ていた。以前は線路際には近付く事も出来なかったのに。これはホント、嬉しいな。
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蒸気列車に揺られた後は、園内を色々見て回りながら切符に付属のクーポン券で、ショコラと冷たいアイスティーで一服。この日は本当に暑かったので、冷たい飲み物が本当においしかった。
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こちらは富岡製糸場のスチームエンジン。思いの外小さい。
以前も見ているのだけれど、改めて見ると、えっと思う位の大きさだ。
名古屋の産業技術館のスルザー社エンジンを見ているからかな?
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帰る前に汽車とN電にもう一度乗り納めて、少し早いですが犬山駅へと向かいました。
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犬山からはやはり豊橋行きのパノスパで、ゆったりと特別車の旅を楽しみました。
今度パノスパも更新されるようですが、どんな風になるんでしょう?
楽しみであるとともに、パノラマカーの系譜が続いてくれる様に願うのみです。
(流石に新製はしないんだよね・・・・)
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帰りに豊橋で竹輪を所望。
そういえば最近ヤマサちくわのCMを見ていないな・・・・
(弥二喜多が0系新幹線で降りてくるCM)
帰ったらこいつで一杯飲むとするか。
奥様孝行と趣味を兼ねた1日でした。

奥さん : 絶対趣味のウェイトが大きいと思う!
城東電軌 : え~と・・・・

明治村土産のほっかむり手ぬぐい。
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えにゃーる : うにゃ♪
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by kitoudenki | 2015-06-03 11:05 | 鉄な旅 | Comments(0)

東京上野ライン開業記念(てな訳でもないけれど)春野親子旅はゆったりまったり

今回のダイヤ改正に伴う東京上野ラインの開業、そして東海道線から東北線の直流区間への直通運転。そんなロングラン運転に乗車してみようと、この春から実家を離れる息子を誘って18キップの親子旅と洒落込んでまいりました。こんなこともなかなか出来なくなるしね。

まずはダイヤを調べると、日光線の接続がどうにも芳しくありません。
仕方なく三島まで新幹線を使っていきなりエスケープ。
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沼津発宇都宮行きの電車を使いますが、宇都宮着と同時に日光線が発車と云う塩梅の悪い接続になってしまいます。
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仕方なく行きは北千住から東武に乗り換える事に。どうせならと云う事で、まだ乗った事のないスペーシアに乗る事にしました。
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しかしスペーシアも登場から流石に年数が経っており、ちょっと痛みが目立ち始めてきましたね。乗ってみて感じたのですが、シートの幅が以外と狭い・・・・・
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下今市で日光線に乗り換えて東武日光を目指します。
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特急から乗り換えたお客さんで、座席はほぼ埋まりました。外人さんが目立ちます。さすが世界遺産。
日光駅は特急が発着するだけあり、狭い構内ながら4本のホームを備えています。
JR側のさびれ方とは対照的です。(後述)
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駅前からはバスで東照宮へと向かいます。
表参道までバスで回れるのですから便利には便利ですね。昔来た時は、随分歩いたような覚えもあるような・・・・
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この日は五重塔の特別公開と云う事で、心柱が公開されていました。
もちろん見学してきましたよ。1層目の部分と、床の基礎から浮いている部分のライトアップが為されており、制振のための先駆的技術を垣間見ることが出来ました。
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陽明門は大修理中で極彩の姿を見ることはできませんでしたが、壁面の下から現れたという漆絵は見る事が出来ました。
眠り猫、3猿、鳴き竜と見学し、家康公の廟にお参りし息子と一緒に東照宮を楽しむ事が出来ました。
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帰りは神橋まで歩き遅い昼食にする事に。
神橋と云えばやっぱりこれ、東武日光軌道線の橋梁跡。
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もはや我々にとっては神橋以上にお約束でしかない(?)スポットです。
金谷ホテル前のバス停にはこんな電話BOXが。
どこかの索道の搬機を籠に見立てた物ですが、果たしてどこで使われていた搬機でしょうか?
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かえりはJRで帰ります。
バスで日光駅までやってきましたが、東武日光と違い何んとも閑散としています。
これだけ風格のある駅舎なのですが・・・・
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電車の時間にまだ間が有るようなので、あたりを一通り散策します。
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駅舎の2階の旧1等待合室はギャラリーとなって解放されていました。
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窓から見えるは女峰山でしょうか。雪を抱いた山並みがまだ春浅い季節を物語っています。
今は閑散としたコンコースも、かつては多くの人で賑わっていたのでしょう。
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長く立派なホームやその差し掛け。かつて日光型と云われた電車もあったくらい優等列車も発着したホームも、今は1~2時間に1本の各停のみが発着するだけです。
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片や東武線は頻繁に電車がやってきます。
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貨物ホームの上屋には古河の文字が。かつて東武日光軌道線により、此処まで運ばれた古河アルミの貨物を思い起こさせます。今やその貨物ヤードの面影も広大な空き地に忍のみです。
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やがて日光止まりの電車がやってきました。線路の勾配が解りますか?
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やってきた電車はなんと湘南色(!)
宇都宮線色と言うらしいです。205系の湘南色・・・・・う~む。
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さあ、ここから掛川まで7時間の電車旅です。息子よ、耐えられるかな?
宇都宮ではキハ40がごろごろ。
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乗り換え時間9分でお弁当を吟味。宇都宮は駅弁の種類やお味が充実していて、どれをセレクトしていいやらホントに迷います。
時間一杯で東北線各停のグリーン車に乗り込み、宇都宮―国府津のロングランを楽しみます。
道中、弁当を食べ、車窓の風景を眺め、時々まどろみ・・・・
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気がつけば夕闇の都内を通過していました。
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途中、二宮で熱海行きに乗り換え、そして熱海では浜松行きに乗り換え、掛川に着くころには日光を出てから7時間を過ぎていました。
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息子よ、これに懲りず又付き合え。
息子 : 疲れた!
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by kitoudenki | 2015-03-19 23:55 | 鉄な旅 | Comments(2)

ぶらり湘南の旅

正月休みも終わりの日曜日、関東某所へ行く途中に大船でちょっと寄り道、江ノ島までのミニトリップをしてまいりました。

大船から江ノ島までは大船モノレールに乗って、湘南の景色を楽しみます。
切符はもちろんフリー切符を購入。
スパルタンな乗り心地は相変わらずシビレます。

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江ノ島駅のホームからは富士山の眺望が最高でした。正月休みらしい良い日だねぇ。
江ノ島からは腰越まで併用軌道を散策します。
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いつ来ても良い風情だね。腰越からは遠くに江ノ島灯台も望めます。
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沿線随一の撮影地だけあって、カメラを構える人たちもちらほら。皆さんのんびりと撮影を楽しんでいます。
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生活路線でもある江の電は、こんなシーンがまた魅力でもあります。
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さあ、ぼちぼち締めの1枚を撮ってモノレールに又乗りに行きましょう。
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大船に戻る途中でちょっと一休み。
郊外の風景を行くモノレールを撮ってみました。
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500が来たので富士見町でも下車してパチリ。(フリー切符の良い所♪)
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こうして短い時間の寄り道は終わったのでした。
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by kitoudenki | 2015-01-05 21:12 | 鉄な旅 | Comments(2)

生駒の鋼索線

大阪について2日目、訪問先の予定が午後からになったため、空いた時間を使い生駒の近鉄鋼索線を訪問することとしました。
昨夜、友人と呑んだ街を見下ろす高架駅から近鉄に乗り、生駒駅までやってきました。駅を降りて通路を歩くと、鋼索線の乗り場、鳥居前駅がありました。
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こちらの近鉄生駒鋼索線は、宝山寺詣での宝山寺線、生駒山頂まで山上線となっており、踏切アリの2線並列アリと有名な路線なので、皆さんすでに良くご存じの事と思います。
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さて、それでは切符を買おうかと思ったら、券売機のランプが一部販売中止で宝山寺までしか買えません。聞けば山上線は9時始発だからとの事。(この時まだ8時)
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宝山寺で1時間待ちになるよ、と言われながらも切符を売ってもらい宝山寺へと向かいます。
2線並列の線路、踏切を楽しみながら、下りてくるにゃんこケーブルカーとすれ違います。
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程なく宝山寺駅へ。木造ホーム建屋がいい雰囲気です。
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駅舎も参拝鉄道らしく華やかな意匠です。
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早朝の参道を歩いて宝山寺まで行ってみました。古い旅館や料理屋の並ぶ静かな門前の風情を感じることが出来ました。
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スカイラインの入口にはこんな古い交番(元)もありました。
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駅に戻り山上線の始発を待つ間、行き来する宝山寺線を眺めて楽しみました。
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いよいよ山上線の始発時間。中間駅の梅屋敷辺りは落ち葉が軌道敷きを埋め尽くしており、なかなかのいい雰囲気。(枕木が腐りそう?)
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遠くにもう一か所の中間駅、霞ヶ丘駅が見えます。
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交換所での風景です。此処の分岐は片開きなんですね。鋼索線の多くは両開きになっていますから、このスタイルは何とも新鮮です。
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やはり踏切のある霞ヶ丘駅に止まり、程なく生駒山上駅に到着です。
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駅前には生駒遊園が控えています。冬季は休園中ですが、ここからの景色を眺めるだけでも来た甲斐はありますね。
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山上で周辺を散策した後、下山すべくケーブルカーへと乗り込みました。
梅屋敷辺りから見た車窓の風景は又いい眺めでした。
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途中、宝山寺境内をトンネルでくぐると、山上線終点の宝山寺駅に到着です。
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此処から鳥居前まで降りるのですが、なんとこの日は2号線が動いているではありませんか。
念願のすずらん・白樺に乗ることが出来ました。
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流石、国内現役最古のケーブルカー車両と云うだけあって、リベットの車体や明かり窓の造形にほれぼれとしてしまいます。
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やがて発車時間となり、交換する白樺も車内から撮影することが出来ました。
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こうして駆け足ながら、鋼索線の旅を堪能する事が出来ました。
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さあ、次の目的地に移動するとしましょうか。
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by kitoudenki | 2014-12-29 19:27 | 鉄な旅 | Comments(2)

吉野の索道

吉野山。
名刹金峯山寺や桜の名所としても知られる場所ですが、国内最古の現役索道のある場所としても知られています。
そんな吉野の索道に、18キップのシーズンと云うこともあり、山間の駅を訪ねてまいりました。
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奈良からは桜井線、和歌山線を105系で乗り通し、吉野口へと向かいます。
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105系も今や懐かし国鉄型で、103系1000番台改造車も久しぶりに拝むことが出来ました。
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吉野口で近鉄に乗り換えですが、ここでは柳屋さんのきぬ巻時雨寿司を購入。(これが食べたかった)
電車待ちのホームで頂きました。
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近鉄の車窓からは、吉野線らしいくねくねとした線形、上りこう配を楽しみ、六田駅では電機の姿が消え、すっかり寂しくなった構内(事業車の影すらない)に落胆し、吉野川橋梁の雄大さにほくそ笑み、吉野杉の製材所の香りに酔いしれながら吉野駅に到着しました。いや、鉄骨ドーム屋根の駅ってカッコいいですね。
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駅前から少し歩くと目指す索道、吉野大峯ケーブル自動車の乗り場が見えてきます。
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昭和4年の開業と云うだけあって、その佇まいはどことなくクラシカル。
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建物の意匠も時代を感じさせてくれます。開業時の物かはわかりませんが、切符売り場の出札窓口や破風止めなど良いデザインです。
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鉄柱も建設時の昭和3年の表記がされています。
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現在のゴンドラは平成25年製の3代目との事ですが、決して奇を衒わない落ち着いたデザインに好感が持てます。
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それでは早速乗り込んでみましょう。
ゴンドラが小さいこともあり、支点の関係で揺れが大きいのが時代を感じさせます。
ゆっくりとした速度で吉野のお山を登って行くゴンドラ。
気分はサイコー
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鉄柱の作りがいいですね。門型の構造体なんて特に私好みです。
ほどなく山上駅へ到着です。
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こちらのケーブル、曳き索が異様に弛んでいるように見えるのですが、この時代の索道はこのような仕様だったのでしょうか?
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各鉄柱に曳き索用のプーリーが下側についています。
そして手の届く位置(下手をすると頭に当たる?)高さに曳き索が有るんですよね~
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山上駅もなかなか味わいのある駅舎です。
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階段を上がると金峯山寺への参道へ出ます。
そこから旅館や土産物屋、そういった門前の風情を楽しみながらお寺さんへと詣でてきました。
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修験場でもある金峯山寺とその本堂、国宝でもありこの一帯が世界遺産でもあります。
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門前には名物吉野葛と柿の葉寿司のお店が多く並んでいますが、オフシーズンと云うこともあり暖簾を下ろしているお店もちらほらと。
桜の頃や休日はさぞや賑やかなのでしょうね。
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さあ、日もぼちぼち傾いてきました。そろそろ山を降りましょう。
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帰りのゴンドラの中からは、相対するゴンドラとともに遠く近鉄吉野駅が俯瞰出来ました。
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帰りは阿倍野まで特急を奮発。なぜかというと、16000特急が丁度来たからで、いくら更新されているとはいえ、乗れる時に乗っておかないと・・・・・という訳なんです。
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大鉄に譲渡された仲間たちの故郷を、華やかし時代に思いを馳せながら、喧噪の町大阪へと向かうべく車上の人となったのでした。
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by kitoudenki | 2014-12-28 13:50 | 鉄な旅 | Comments(0)

北斗星

寝台特急『北斗星』の去就がいよいよ報道されてしまいました。
北海道新幹線の開業を待たず、来年の春を持って定期運用を終了との事。
いよいよ一つの運輸形態の終わりが現実となってしまった・・・・・
来春はそんな節目の年になりそうです。
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そんな北斗星に今年の夏、仲間内で乗る機会が有りました。
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かつての喧騒とは又様子が違う上野の地平ホーム。
そこから乗り込む夜行寝台は、やはり独特の趣が有りました。
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酔うほどに,車窓を過ぎる通過駅の明りや列車待ちの人々の数もまばらになり、いつしか車窓も通路も暗がりと静寂の中に沈んでゆきました。
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朝目を覚ますと、靄の中を海沿いに走っていました。
津軽線かな?
やがて新幹線工事中の青函トンネルへ。
函館を過ぎ朝食を食堂車で食べていると、車窓には大沼公園の幻想的な景色が広がってゆきます。
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内陸に入る頃には天気は快晴に。
北海道らしい雄大な風景が広がります。
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やがて列車は終点札幌へ。長い旅は終わりました。もう乗る事は無いかもしれません。
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この日は以前から訪問したかった札幌開拓村へと向かいました。
馬車鉄や街並みを堪能したり、裸電線の電柱に感動したり・・・・・
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後で伺ったら裸電線は流石にダミーで、実際の通電は地下に別のケーブルを通しているとの事。
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閉園までの時間を存分に楽しむ事が出来ました。

明けて翌日は、長年の夢であった美唄へと向かいました。
そう、4110の自社発注機をこの目で見てみたかったのです。
今はその痕跡など何もないJR美唄駅。そこから東明駅跡に向かいます。
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駅の裏手、廃線跡横には、あこがれのカマが夏の日を浴びて静かに佇んでいました。
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ああ、やっとこの目で見る事が出来た。長年の憧れを叶える事が出来た。
そんな思いで一杯です。
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露天にもかかわらず、思ったほど状態は悪くないようです。定期的な手入れがなされているのですね。
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東明から美唄へと帰るバスの中で、おばあさんとお孫さんと思しき会話が聞こえてきました。

孫「汽車が有る。」
おばあさん「おじいちゃんの汽車だよ。後で遊びに行こう。」

鉄道は無くなっても、美唄の地に鉄道や炭鉱の思い出は生きているのだ・・・・・

今回は時間の都合も有りトンボ帰りの日程でした。
帰りの美唄では、711を最後に見る事が出来ました。


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丁度入ってきた特急に乗り空港に向かい、短い北海道旅行は終わったのでした。
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by kitoudenki | 2014-12-07 15:53 | 鉄な旅 | Comments(2)

信越線のスイッチバック

北陸新幹線の開業まであと半年ちょっと。
並行在来線の3セクへの移管を前に、信越線の妙高へ乗車がてらスイッチバックが残る二本木駅へと行ってまいりました。
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真夏を過ぎて秋めいてきたこのシーズン、降り立ったホームは空も晴れ渡り風も心地よく吹いていました。
広い構内は、隣接する日本曹達の工場貨物でにぎわっていた昔と違い今ではがらんとしていますが、今でも多くの側線が残りあの頃の面影が十分に忍ばれました。
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構内には雪国らしく融雪溝。
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油庫の屋根がわらも陶器瓦で差し掛けが短く、いかにも雪国。
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地下道の屋根の造り、駅舎の造形、そしてホームの上屋も地域色が感じられます。
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駅の位置は町の通りより1段高くなっており、駅から少し下がると駅前の通りに出る事が出来ます。
静かな片田舎の町の通りです。道の向こうに直江津方面に下ってゆく踏切が見えます。
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さあ、それではホームに上がってみましょう。
ちょうど長野行きの普通がやってきました。長野色の115の6連です。
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一旦引き揚げ線に入った編成は、信号に従いそのままバックし1番線に進入です。
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ここのホームはちょうど全てが見渡せて、良いロケーション。1日居ても飽きないかも。
果たして移管後はどんな姿になるんだろう?
客扱い後の電車は今度は本線へと、折り返して長野へと向かってゆきました。
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去ってゆく電車を見送りながら暫し余韻にふけっていると、程なく長野方面より下りてくる189が見えました。国鉄色ではありませんでしたが、今や貴重な国鉄型の特急車。
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こうしてみると、本線の勾配から構内の水平への変化がよく判ります。
近年まで貨物取り扱いのあった二本木駅だったからこそ、スイッチバックがこうして残ったのかもしれませんね。
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さあ、2番線に直江津行『妙高』が到着です。それでは直江津に向かいましょう。
直江津では鱈めしが待ってるからね。楽しみ楽しみ♪
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おまけ

直江津名物のこの駅弁(鱈めし)、3セク移管後も在来での駅売りは継続するそうです。そして新幹線駅での販売も始まるとの事です。めでたしめでたし♪
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by kitoudenki | 2014-09-11 15:16 | 鉄な旅 | Comments(2)