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城東電軌

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静鉄のト

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静鉄の長沼工場には、木造2軸荷電のデワが保存されている事は皆さん御存知の事と思いますが、今年から鉄製無蓋車のトも保存展示されるようになりました。(これも御存知ですよね)
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デワが現役の頃には夜間の保線工事にデワとコンビを組んでいましたが、デワの引退後は先日解体されたクモハ20と組んでいました。その際、カプラーの自連化、車高上げ改造が行われモーターカーの導入まで活躍しておりました。
モーターカー導入後は構内車、保線作業からもクモハ20、ト共々引退し、長沼の側線の奥に押し込められておりましたが、クモハ20は解体、トは1両のみ復元(カプラーは片側自連のまま未復元)され今年度からの展示になったわけです。

それでは各部のディテールを見てみましょう。
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海側サイドと自連側です。バッファー跡は埋められています。
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アオリ受けハンドルです。チェーンが付いているピンを抜くと2枚同時にアオリを倒す事が出来ます。
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荷台です。バラスを散布するように山形の鉄板がかさ上げされていますが、当然のことながら原型はフラットのボディーです。
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スクリューカプラーです。良くぞこの時代に残っていたものです。因みに明治村に行きますと今でも現役のスクリューカプラーの連結開放作業が見る事が出来ます。
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下回り、ブレーキロッドが観察できます。スクリューカプラー側にあるブレーキハンドルを操作するとブレーキが操作できます。当然エアー化はされていません。
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軸受け周りです。クモハ20と組んでいた頃は、板バネ受けとメインフレームの間にスペーサーを挟んで車高調整をして有りました。
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山側のサイドです。

戦前のお茶の輸出が盛んな頃には、静岡のお茶問屋から清水港までこんな貨車がお茶を運んでいたのでしょうね。
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by kitoudenki | 2008-09-05 11:48 | | Comments(2)
Commented by 尾鉄通信 at 2008-09-05 21:29 x
さすがは城東電軌さん、各部まで観察されましたね。
車両を保有していても、なかなか一般向けに展示することは少ないようです。
貨物輸送が盛んだった頃の時代にタイムスリップしてみたいですよね。
Commented by 城東電軌 at 2008-09-06 19:15 x
いや~、模型もやっているとついつい細かいディテールの写真を撮ってしまいます。特に作る当ても無いんですが・・・・・
この手の車両も今では見る事が出来ませんので、ほんとタイムスリップしたような錯覚を起こしてしまいそうです。工場の建屋も良い感じですしね。
願わくば永久保存を望みたいです。