城東電軌

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吉野の索道

吉野山。
名刹金峯山寺や桜の名所としても知られる場所ですが、国内最古の現役索道のある場所としても知られています。
そんな吉野の索道に、18キップのシーズンと云うこともあり、山間の駅を訪ねてまいりました。
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奈良からは桜井線、和歌山線を105系で乗り通し、吉野口へと向かいます。
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105系も今や懐かし国鉄型で、103系1000番台改造車も久しぶりに拝むことが出来ました。
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吉野口で近鉄に乗り換えですが、ここでは柳屋さんのきぬ巻時雨寿司を購入。(これが食べたかった)
電車待ちのホームで頂きました。
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近鉄の車窓からは、吉野線らしいくねくねとした線形、上りこう配を楽しみ、六田駅では電機の姿が消え、すっかり寂しくなった構内(事業車の影すらない)に落胆し、吉野川橋梁の雄大さにほくそ笑み、吉野杉の製材所の香りに酔いしれながら吉野駅に到着しました。いや、鉄骨ドーム屋根の駅ってカッコいいですね。
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駅前から少し歩くと目指す索道、吉野大峯ケーブル自動車の乗り場が見えてきます。
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昭和4年の開業と云うだけあって、その佇まいはどことなくクラシカル。
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建物の意匠も時代を感じさせてくれます。開業時の物かはわかりませんが、切符売り場の出札窓口や破風止めなど良いデザインです。
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鉄柱も建設時の昭和3年の表記がされています。
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現在のゴンドラは平成25年製の3代目との事ですが、決して奇を衒わない落ち着いたデザインに好感が持てます。
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それでは早速乗り込んでみましょう。
ゴンドラが小さいこともあり、支点の関係で揺れが大きいのが時代を感じさせます。
ゆっくりとした速度で吉野のお山を登って行くゴンドラ。
気分はサイコー
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鉄柱の作りがいいですね。門型の構造体なんて特に私好みです。
ほどなく山上駅へ到着です。
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こちらのケーブル、曳き索が異様に弛んでいるように見えるのですが、この時代の索道はこのような仕様だったのでしょうか?
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各鉄柱に曳き索用のプーリーが下側についています。
そして手の届く位置(下手をすると頭に当たる?)高さに曳き索が有るんですよね~
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山上駅もなかなか味わいのある駅舎です。
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階段を上がると金峯山寺への参道へ出ます。
そこから旅館や土産物屋、そういった門前の風情を楽しみながらお寺さんへと詣でてきました。
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修験場でもある金峯山寺とその本堂、国宝でもありこの一帯が世界遺産でもあります。
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門前には名物吉野葛と柿の葉寿司のお店が多く並んでいますが、オフシーズンと云うこともあり暖簾を下ろしているお店もちらほらと。
桜の頃や休日はさぞや賑やかなのでしょうね。
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さあ、日もぼちぼち傾いてきました。そろそろ山を降りましょう。
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帰りのゴンドラの中からは、相対するゴンドラとともに遠く近鉄吉野駅が俯瞰出来ました。
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帰りは阿倍野まで特急を奮発。なぜかというと、16000特急が丁度来たからで、いくら更新されているとはいえ、乗れる時に乗っておかないと・・・・・という訳なんです。
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大鉄に譲渡された仲間たちの故郷を、華やかし時代に思いを馳せながら、喧噪の町大阪へと向かうべく車上の人となったのでした。
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by kitoudenki | 2014-12-28 13:50 | 鉄な旅 | Comments(0)