城東電軌

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北斗星

寝台特急『北斗星』の去就がいよいよ報道されてしまいました。
北海道新幹線の開業を待たず、来年の春を持って定期運用を終了との事。
いよいよ一つの運輸形態の終わりが現実となってしまった・・・・・
来春はそんな節目の年になりそうです。
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そんな北斗星に今年の夏、仲間内で乗る機会が有りました。
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かつての喧騒とは又様子が違う上野の地平ホーム。
そこから乗り込む夜行寝台は、やはり独特の趣が有りました。
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酔うほどに,車窓を過ぎる通過駅の明りや列車待ちの人々の数もまばらになり、いつしか車窓も通路も暗がりと静寂の中に沈んでゆきました。
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朝目を覚ますと、靄の中を海沿いに走っていました。
津軽線かな?
やがて新幹線工事中の青函トンネルへ。
函館を過ぎ朝食を食堂車で食べていると、車窓には大沼公園の幻想的な景色が広がってゆきます。
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内陸に入る頃には天気は快晴に。
北海道らしい雄大な風景が広がります。
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やがて列車は終点札幌へ。長い旅は終わりました。もう乗る事は無いかもしれません。
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この日は以前から訪問したかった札幌開拓村へと向かいました。
馬車鉄や街並みを堪能したり、裸電線の電柱に感動したり・・・・・
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後で伺ったら裸電線は流石にダミーで、実際の通電は地下に別のケーブルを通しているとの事。
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閉園までの時間を存分に楽しむ事が出来ました。

明けて翌日は、長年の夢であった美唄へと向かいました。
そう、4110の自社発注機をこの目で見てみたかったのです。
今はその痕跡など何もないJR美唄駅。そこから東明駅跡に向かいます。
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駅の裏手、廃線跡横には、あこがれのカマが夏の日を浴びて静かに佇んでいました。
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ああ、やっとこの目で見る事が出来た。長年の憧れを叶える事が出来た。
そんな思いで一杯です。
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露天にもかかわらず、思ったほど状態は悪くないようです。定期的な手入れがなされているのですね。
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東明から美唄へと帰るバスの中で、おばあさんとお孫さんと思しき会話が聞こえてきました。

孫「汽車が有る。」
おばあさん「おじいちゃんの汽車だよ。後で遊びに行こう。」

鉄道は無くなっても、美唄の地に鉄道や炭鉱の思い出は生きているのだ・・・・・

今回は時間の都合も有りトンボ帰りの日程でした。
帰りの美唄では、711を最後に見る事が出来ました。


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丁度入ってきた特急に乗り空港に向かい、短い北海道旅行は終わったのでした。
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by kitoudenki | 2014-12-07 15:53 | 鉄な旅 | Comments(2)
Commented by J54A at 2014-12-07 17:14 x
北斗星→開拓の村 前からやりたかったこの旅、先にヤラレてしまったぁ(笑) しかもいきなり実現不可能になってしまいました・・・ 北斗星、あと数年は走るというのを信じてたのに。
Commented by kitoudenki at 2014-12-07 23:23
へへへ、お先に楽しんできました。
それにしてもいきなりの廃止報道でしたね。こうなるともうチケットも、旅行会社や転売屋に押えられてしまいそうで、個人で手に入れるのはなかなか難しそうですよね。
残るはカシオペアだけか・・・・