城東電軌

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日本の心永遠なれ・津軽海峡冬景色

♪上野発の夜行列車降りた時からぁぁぁ~
城東電軌 : ちゃいにゃー、うるさい!
♪私はひぃっとり~、連絡船んん~に乗りィィィ~
城東電軌 : チビコロもうるさい!
♪あんあああ~、津軽海峡、冬景色ぃぃぃ~
城東電軌 :2匹ともうるさぁ~い!

この春で臨時化する寝台特急あけぼの。日本人の心の旅情である上野発の夜行列車、そして雪の青森から連絡船で渡る北海道
それがもう味わう事が出来なくなる。たとえ演歌の世界と言われようとオヤジと言われようと(実際オヤジなんだもん)、あの世界観が体に染みついている我ら世代にとって、もはや傍観して居られない事態となってきた訳です。
そんな訳で、浜松の鉄な友人たち(+ねこ)で、上野発の夜行列車と津軽海峡の冬景色を味わうべく、あけぼのの惜別の念を込めて、オヤジの弾丸遠足ツアーに行って参りました。
上野に行く前に、忘れちゃならない物があります。
そう、それは車内での宴会用飲み物と食糧です。買うのはもちろんサッポロクラシック♪
買い出しを済ませると、いよいよ上野に向かいます。
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上野の地上13番線には、カメラ片手の御名残のファンが大勢見受けられます。これからファイナルに掛けて、もっと増えてくるんでしょうね。
やがて尾久からの推進で、あけぼのが入線してまいりました。
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開け放った貫通路と操縦灯が、段々近づいてきます。
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今日のカマはEF64 1030です。機関車周りは撮影する人たちでごった返しています。
と、此処で思いもかけない方にバッタリとお会いしました。
城東電軌 : ・・・・・・・
老いて27000さん : ・・・・・・・・
2人 : あれぇ~~~~~~

正にネコのお導きです♪
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さあ、いよいよ青森に向けて発車です。思い切り国鉄を楽しみましょう。
オヤジたちの夢を乗せたあけぼのは、一路北を目指します。
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写真提供―老いて27000さま

大宮を過ぎ高崎辺りまで来ると、車窓の景色が段々白く変わってきました。
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それに伴ってメンバーたちの顔も、段々赤く変わってきました。
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窓際には空き缶のカーテンが・・・・・
チビコロ・ちゃいにゃー : うぃっ・・・
なぜかこいつらの顔も赤い気がします。気のせいかな?
寝台車は夜の静寂の中を、リズミカルなジョイント音を刻みながら、国境へと上って行きます。
やがて列車は水上へ。
雪明りに照らされたホームは、静寂に包まれています。深々と降る雪が全ての音を消し去っているかのように・・・・・
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やがて小さな金属音が響いてきました。
城東電軌 : あっ、補機が繋がった。
チビコロ : 空耳です。

そしてかすかなホイッスルが2回、どこからか響いてきました。
城東電軌 : あっ、16のホイッスルだ・・・・
ちゃいにゃー : 気のせいです!

やがて列車は音も立てずに、国境のトンネルへと吸い込まれて行きました。
いつしか酔いも周り、心地よい揺れが上段ベッドへと、気だるい体を導いてくれて居ました。
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ちゃいにゃー・チビコロ : おやすみ~~
城東電軌 : コラ、俺のベッド!
ピィ~~~~~~(ホイッスルの音)
上越国境を行くハネ上段の夜は更けてゆきます。
一夜明けて目を覚ますと、周りはうっすらと明るくなり秋田手前を走って居ました。
城東電軌 : おはよ~
メンバーたち : イビキうるさい。
城東電軌 : ごめん・・・・
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実は私、イビキ大魔王でした。
途中で代わったカマは、EF81 137。秋田での停車時間に撮影出来ました。
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段々明るくなってくる車窓の風景は、かつて訪れた地も多く、一面の雪景色の中に思い出も蘇ります。
時々見える雪囲いが、北国の風雪の厳しさを物語っています。
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そんな車窓の風景を眺めながら食べる駅弁もまた格別ですね。今回は朝飯用に、深川めしを用意しておきました。もちろんJダイナーなんかじゃありません!
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やがてオルゴールも鳴り、青森到着のアナウンスが入りました。
いよいよ寝台特急も終点です。でも、旅はまだ続きますよ!

♪上野発の夜行列車降りた時から
青森駅は雪の中・・・・


歌の通り、ホームに降り立つとそこは一面の雪景色の中でした。
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昔は皆、連絡船につながる跨線橋を目指しましたが、今は御名残のあけぼのの撮影に余念が有りません。
81が切り離されDE10が引き上げの為に連結されます。
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構内では、降りしきる雪の中除雪作業が続いていました。
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我々一行は、津軽海峡を歌の通り船で(フェリー)で渡る予定なのですが、予定便の前にどうしても行かなければいけない所があります。
そう、かつての連絡船桟橋に係留されている青函連絡船、八甲田丸なのです。
現在はメモリアルシップとなり、船内は記念館となって車輛甲板も見学をする事が出来ます。更に可動橋も保存されているため、是非ここを訪問しない訳には行きません。
雪の降りしきる中、かつてのヤード跡を歩きながら可動橋までやって来ると、そこには可動橋越しに八甲田丸の雄姿が見えました。ただ、かつてのあの賑わいはどこにもありませんが・・・・
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船内には羊蹄丸から移された、青函ワールドが再現されています。
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オリジナルの船内は、一部は保存されていますが、桟敷席はあまり面影は有りませんでした。
ブリッジから見える景色は、舳先が今でも函館を向いていました。
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この航路の歴史と厳しさをいつまでも伝えて欲しい、そう願わずには居られません。
車輛甲板には控え車やキハ82などが展示されています。
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時々、船体をこする波や防舷部材の音が船体にこだまします。
八甲田丸を後にした一行は、すっかり様変わりした青森駅前で昼食です。
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私は折角青森に来たという事で、ホタテ丼を頂く事に。
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冷えた体が暖まります。ああっ、美味しかった~
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by kitoudenki | 2014-01-20 23:13 | 鉄な旅 | Comments(2)
Commented by 老いて27000 at 2014-01-21 17:49 x
上野駅では驚きましたね~!! 正に、ネコさんがお呼びになったとしか言いようがありません。夜行列車の出発風景を上野駅ホームに見に行ったなんて何ヶ月ぶりだったか…
良いお写真が沢山ありますね^^ 2匹の向こうに、湘南色の115系が走っているお写真、非常に気に入りました^^
2匹が布団に入っているシーン(Bed scene??)や、夜の椅子に座っているシーンも素敵です。
それにしても、ビールの量が多い… 2人(+2匹)だとしても凄すぎる。私だと、6日間は保ちそうです。燃費が悪そう…
八甲田丸も良いですね。今は閲覧できなくなってしまいましたが、北総レール倶楽部のHPによれば、夜中の八甲田丸、ユ~レイが出るとか…(洞爺丸関連らしい)
石川さゆりさんも勿論良いですが、青函連絡船と言うと、私は、水上勉氏の「飢餓海峡」を思い出します。森林鉄道の描写が良いんですよね。
長々と失礼致しました。続編がありそう(フェリーで北海道?)で、楽しみです。

最後に愚作掲載、ありがとうございました。
一応、スカイツリーの先端部分が写っているのですが、良く分かりませんね(^_^;)
Commented by 城東電軌 at 2014-01-21 21:25 x
上野駅ではお世話様でした。
おまけに素敵な写真までお送り頂いて。有り難く使わせていただきました♡
ビールの量は、4人+2匹ですので意外とあんな量かもしれません。(かな?)
八甲田丸の幽霊話は存じ上げませんでした。暗がりばかりだったし、こっちは酔っ払いばかりだったから気が付かなかったのかも。
この続編では、いよいよ海を渡ります。津軽海峡冬景色ですよ~