城東電軌

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掛川散歩シリーズ・日坂宿にて

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それは先週の事、大井川鉄道にタイ国鉄仕様(9月の検査で国鉄仕様に復元されます)のC56を撮影に行った帰り、東海道は日坂の宿にある川坂屋の茶室を見学してまいりました。
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日坂の宿は東海道25番目の宿場として栄えた街で、掛川と金谷の間に位置しています。
そして、この地に旅籠として営まれた川坂屋は、当時の情緒を今に伝える貴重な文化財として公開されています。
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旅籠に入ると店奥の座敷が奥に広がっています。
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中庭を挟んで上段の間が伺えます。
綺麗な庭ですね。
さて、今回の目的は茶室です。
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元々こちらの茶室は掛川城主太田資順が掛川偕楽園に建てた物だそうです。
そして明治になり、川坂屋へと移築された経緯のある由緒ある茶室なのです。
以前は裏庭にあったのですが、国道1号線バイパスの建設にあたり移転を余儀なくされ、現在の母屋横に移築された経緯があります。(バックにそのバイパスがチラッと見えますね)

さあ、それでは中を見学させて頂きましょう。(縁側からの見学になります)
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にじり口の無い造りの茶室で、縁側越しに大きく庭が楽しむ事が出来る造りです。
派手な造形は無いのですが、所々ニヤッとするような材料や造りが散見されて楽しいです。
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見どころはコチラの床の間です。
床柱は鹿児島は島津様から送られた「つつじ」の幹で、水戸偕楽園の何陋庵の床柱と同じ幹と伝えられています。
そして床の間の壁材は掛川の特産品である葛を使った「葛壁(くずかべ)」です。
この壁を塗れる職人さんも今ではもう居ないとの事をお聞きしました。

こんな床の間にどんなお軸が似合うかな?
涼しくなったらこんなお茶室で一服いただきたいですね。

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縁側の天井はこんな張り方がしてありました。
ニンマリ♪

そろそろ涼しくなってきそうな季節(まだ?)
駐車場もありますから、ドライブがてら如何ですか。良いですよ~
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by kitoudenki | 2010-09-01 23:42 | 日々の出来事 | Comments(4)
Commented by micmacbig at 2010-09-03 05:42
う~ん 心を救われますね。日本の伝統建築美です。
手入れも大変ですが・・・

見ているだけでも癒しですよ。

岡部の旧道に似てますね。
Commented by 城東電軌 at 2010-09-03 17:18 x
岡部と同じ東海道ですから、雰囲気は似てるのかもですね。
歩けばすぐ通りすぐてしまうような小さな宿ですが、その分お手軽に散策できますよ~
Commented by kio-t at 2010-09-07 23:32
ほほーう
Commented by 城東電軌 at 2010-09-08 19:34 x
へへ~