城東電軌

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銚子のデハ101

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近年有名な千葉県の銚子電鉄ですが、以前はこんな小さな電車が走っていました。
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デハ101という電車で、昭和14年製の車体と軽便電車の台車を改軌したものを履いていました。
実はこの電車が好きでして、仲ノ町車庫で入れ替えをしていたのを今でも思い出します。
朝夕のラッシュ時には増結として客扱いもしていたようですが、昼間はもっぱら仲ノ町の貨物扱いをデキ3と一緒にこなしていました。
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こんな小さな電車でしたが、コントローラーはウエスティングハウス製(アメリカ製ですよ)を搭載しておりました。
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運転台はシンプルで、コントローラー、ブレーキ弁、ハンドブレーキ、エアー圧力計くらいしかついていませんでした。
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シートは意外とゆったりしていて気持ち良い座り心地でした。
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このころの銚子電鉄は貨物扱いが結構ありまして、国鉄の銚子から仲ノ町のヤマサ醤油の専用線まで混合電車(?)やデキ3牽引の貨物列車(入れ替え?)が数往復運転されていて、見ていて飽きませんでしたし今とはまた違った魅力がありました。
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同じ小型車501との並びも見ることができました。人気でいえば501の方が人気があるようですね。いろいろなスケールで模型化もされているようですし。101はと言うと奄美屋の1/80のキットくらいでしょうか?
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さて、101の魅力と言うと台車を上げる方が多いのではないでしょうか?
そう、名品雨宮製作所の製品なのです。(大日本軌道鉄工部の後進会社です)
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ああ、美しいプレートフレーム♪
リベットや〇穴や縁の補強に何とも言えないデザインセンスを感じさせます。(人が何と言おうと‼)
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おや、よく見ると松葉スポークの車輪なんですね。センターフレームもリベット接合でなんともいい味です。
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おお、台車には燦然と輝く『雨宮製作所』の銘版が❢

こんなデハ101ですが、今では放置されたままになっているとか・・・・・
せめて台車とコントローラーだけでも保管したいものですね。

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かつての銚子電鉄に思いをはせた今夜のひと時でした。
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by kitoudenki | 2009-03-31 22:35 | | Comments(3)
Commented by k-bem at 2009-03-31 23:04 x
可愛い台車ですね!
花巻のデハも、似たような台車でしたヨ。
Commented by シゲ at 2009-03-31 23:18 x
おぉ、素晴らしい光景です。
銚子のデハ101は現在笠上黒生駅で放置されていますが、ビューゲル姿もりりしい現役時代の写真は良い雰囲気を醸し出していますね!
Commented by 城東電軌 at 2009-04-01 22:27 x
k-bem さん、ハイご指摘の通り花巻も草軽も
同じ台車なんですね~
このデザインはやっぱり素敵ですよね~

シゲさん、放置された101の写真を見たことがありますが、なんだか悲しいですね。銚子もあの変な塗装あたりから変わってしまったのでしょうか・・・・・・