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城東電軌

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めったに見られないこと

あれは昭和57年の夏のことでした。
東海道線の富士川鉄橋が流出したとき、各駅の待避線には色々な長距離列車が足止め留置されていました。動いていたのはローカルの普通電車のみでした。
そんな中で面白い光景に出くわしました。
ご存じのように、旧型電機などに搭載されていましたパンタグラフ(PS14など)はエアー上昇(普通の電車などはスプリング上昇)なのでコンプレッサーを回してエアーを溜めないとパンタが上がりません。
それでは一度パンタを下ろした機関車はどうするんでしょう?
そう、その様子を今からお見せしましょう。
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完全にエアーが抜けて留置されている荷物列車。機関士が床下からデスコン棒を取り出します。EF58の場合、エアータンクの裏側あたりに格納されていました。
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取り出したデスコン棒でパンタグラフを持ち上げました。これで機関車に電気が供給されます。そしてコンプレッサーが回り始めてエアーを供給し始めます。
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さあ、エアーも溜まりパンタグラフも上昇完了です。これで手を放しても大丈夫‼
如何です?普段は機関区での出庫の際に行われる光景ですので、間近でこのような光景が見られるなんてなかなかない事です。
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準備の整ったEF58は機回しを行い、浜松方面に去っていきました。
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by kitoudenki | 2009-03-26 23:27 | | Comments(6)
Commented by シゲ at 2009-03-27 02:29 x
何気に、被写体が元お召し予備機のEF5860じゃないですか。
こんな原始的な光景も過去のものとなりましたが、これは貴重な記録ですよ!
ディスコン棒は大雪の越後湯沢駅で雪に押しつぶされたパンタを上昇させるのに見ました(2~3年前)。
半自動ドアすら開かなくなった115系に向かってお湯の入った鍋を持った駅員が現れたときは、今どきの光景とは思えませんでした(最後はドアを蹴飛ばしていましたね)。
Commented by 城東電軌 at 2009-03-28 20:11 x
さすがに機関区の公開でもこんなシーンは実演してくれませんものね。
エアー上昇のパンタ自体がもうほとんど無いですし。
Commented by 可愛い at 2012-06-01 20:06 x
昭和57年夏は毎日のように雨が降っていて寒い夏でした。
小生は当時東武東上線朝霞駅の近くに住んでいた(?)ので浜松まで帰ることができるのかとても不安だった覚えがあります。
さて、EF5860ですか!
地元ではこんなにすごいことを見る事ができたのですね。
いいな~ぁ、見たかったなぁ!!
Commented by 城東電軌 at 2012-06-03 08:10 x
本来なら磐田は荷レの停車する駅ではありませんから、こんな光景が見れたのは本当にラッキー(?)と言うべきだったんでしょうね。
私もデスコン棒を使うシーンを見たのは、後にも先にもこの一度だけですから。
あれからもう随分経つのですね。
Commented by 匿名希望 at 2016-04-05 11:10 x
突然、また用件のみで申し訳ございません。下記Twitterにおいて貴ブログのものと思われる画像が使用されておりますが、出典等明記されておらず疑いを持ち、ご報告する次第でございます。

https://twitter.com/ton_kenji/status/607550709404299264

当該アカウントは常習性があること、所属会社を明記しており営利目的に近しいこと、そして転載の仕方に下記の例のような不敬極まりないものがあることから、私は追求をしていく所存でございます。

http://www.geocities.jp/koubou625/625/kiijiko/kiijiko.html
ブログでは痛ましい事故として粛々と述べているものを↓
https://twitter.com/ton_kenji/status/706835767868325888
Commented by kitoudenki at 2016-04-10 13:17
教えてくださってありがとうございます。
しばらく様子を見たいと思います。